東京大学サイエンスコミュニケーションサークル CAST:おもしろサークルをコレクション

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東京大学サイエンスコミュニケーションサークル CAST

  • サイエンス

東京大学

コンセプト

≪サイエンスコミュニケーションって?≫
サイエンスコミュニケーションとは、科学の面白さや社会の中での役割などを、科学者だけでなく多くの一般の人との間で伝えあうことです。これだけではなんだかイメージがつかみにくいかもしれませんが、私たちが行っている具体的な活動としては、サイエンスショーや実験教室の実施、科学読み物の出版やSNSでの実験動画の配信など様々なものがあります。

≪CASTってなに?≫ 
私たち東京大学サイエンスコミュニケーションサークルCASTは、「科学の面白さを、多くの人に伝えたい。」をモットーとしてサイエンスコミュニケーション活動を行っています。CASTの名前は”Communicators of Science & Technology(科学と技術を伝える人たち)”に由来しています。英単語の”cast”には「キャスト、出演者」という意味のほかに、「<光や視線、疑問など>を投げかける」という意味もあります。

活動内容

CASTが行うサイエンスコミュニケーション活動の一つが、科学イベントの実施です。主に以下の2つの形態でイベントを実施しています。

≪学園祭への出展≫
年に2回開催される東京大学の学園祭において、体験型の実験や科学展示、サイエンスショーなどを組み合わせた企画を出展しております。一度の学園祭で1万人近くの肩にご来場いただくこともあり、多くのお客様にとって、科学の面白さに気づくきっかけとなるような企画を目指しています。2019年11月に開催された東京大学駒場祭では、学園祭来場者による人気投票企画において総合1位を獲得しました!

≪出張理科実験教室・サイエンスショー≫
小中学校のPTAや子供会、科学館などからご依頼を受け、キャンパスを飛び出してサイエンスショーや実験教室などを行っています。東京の周辺を中心に、年に200回を超えるイベントを実施させていただいています。また、時には、北海道や九州など関東以外の全国各地にも出向いてイベントを行っています。

また、上記の科学イベントの他にも、CASTは科学の面白さを多くの人に発信する活動を行っています。その一つが、科学読み物および書籍の執筆です。季節の行事や自然など、身近なものに絡めた科学コラムをわかりやすい文章にまとめたメールマガジンを月に1回お送りしたり、学園祭で配布する企画パンフレットに、企画で紹介した内容に関連したコラムを掲載したりすることで、科学への興味をより深めていただくことを目指した活動を行っています。さらに、お家でもできる科学実験や科学トリビアなどに関する書籍の執筆の実績もあり、最近では2019年3月に「イラストでサクサク覚える 東大生の元素ノート」が出版されました。2020年3月現在、これまでで計5冊の書籍を出版させていただいております。
また、最近では、各種SNSを用いた科学コンテンツの発信も行っており、TwitterやInstagram、Facebookなど様々な層を対象としたサイエンスコミュニケーション活動を行っています。
CASTが行っている活動についてもっと詳しく知りたい方は、ぜひ私たちのホームページをご覧ください!

お知らせ

CASTはこれまで、科学の面白さを伝えたいという思いのもとに、各メンバーの得意なことを生かして様々なサイエンスコミュニケーション活動を行ってまいりました。この思いは、これからも変わることはありません。一方で、私たちは結成から11年目の比較的新しいサークルであり、新しい活動の方向性を模索し続けています。私たちの活動に興味をもたれた方や、ご意見やアドバイスなどをいただける方は https://ut-cast.net/contact/ よりご連絡をいただけますと幸いです。
また随時、学生の新メンバーも募集しています。新メンバー募集ページ https://ut-cast.net/welcome/ もぜひご覧ください!

twitterアカウント

@ut_cast

【Data】

設立年2009年
メンバー180名(男135名:女45名)
webサイトhttps://ut-cast.net/

代表

柿澤 大夢 Kakizawa Hiromu

東京大学/薬学部
例えば、風邪の時に飲む薬の中には何が入っているのか、そしてそれはどのように働くのか。学んだ知識を通して、こういった日常の光景を科学的な目で見ることができるようになるというところに、「科学の面白さ」があると自分は考えています。自分が行う実験を見た人が、このような「科学の面白さ」に気づき、その後の人生でのものの見方が少しだけ楽しいものになったら…そんな思いで活動をしています。